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親鸞聖人の教えとの出遇い|浄土真宗親鸞会

人生の疑問を晴らしてくれた教え

 私は、今から26年前に、ブラジルのアプカラナという町で生まれました。
 幼いころは貧しい生活と、絶えることのない家族中のケンカに苦しみました。そのためか、育つにつれ、ぐれていってしまったのです。

 そんな私が、人生について考えるようになったのは16歳のころからでした。
「私は、どうしてこんなに苦しまねばならないのか。何をしにこの世に生まれてきたのか」
 何度も、自殺を考えましたが、そんな勇気もなく、疑問が晴れぬまま、いつしか、それはあきらめに変わっておりました。

 そして勉強に打ち込めば何かハッキリするに違いないと、すべてを勉強にかけるようになったのです。
 その甲斐あって、サンパウロ大学物理学科に合格できました。

  やったぞー!とうれしさいっぱい両親に報告しましたが、父に、「うちに、そんな金が無い事は、おまえも分かっているだろう。そんなものやめてしまえ!」と言われてしまったのです。

  しかし、「おまえのやりたいことなら、頑張りなさい」との優しい母の心で、大学に行くことができ、思う存分勉強することができました。
  しかし科学では、人生の答えを見つけることができなかったのです。

 

 ところがある日のこと、友達が仏教の話を聞いていることを私に教えてくれたのです。
  その時私は、「それはちょっとおかしいんじゃないの?でも君がいいと思うなら聞いていったらいいじゃないか」と言いながら、その友人は少し頭がおかしくなったのではないかと思っておりました。
 それから1年後、彼が再び、私を誘ってくれたおかげで、初めて仏教とのご縁にあわせていただくことができたのです。

 最初のうちは、疑いいっぱいで、質問ばかりをしていました。きっと、相手は、そのうちに答えられなくなるに違いないと考えていたからです。

 しかし、聞けば聞くほど、真実の教えだと知らされ、自分の人生への疑問を晴らしてくれる教えにあえたと知らされた時、たとえようのない喜びが込み上げてきたのです。

  本当の親鸞聖人のみ教えを説いていてくださる方は日本におられる高森先生だと聞かせていただき、ぜひともお会いし、お話を聞かせていただきたいと昨年の報恩講に参詣させていただくことができました。

 日本は初めてで、見るものすべて珍しくとってもきれいな国だと感じました。
  そして町を歩く時に、面白く感じましたことは、皆の視線が宇宙人を見るように私に向いてくることでした。まるで、スターになった気分でした。

 高森先生のお話を直接聞かせていただき、本当に心からうれしく思わずにおれませんでした。通訳を通してでしたが、多くの法友の方と一緒に聴聞させていただき、こんなにたくさんの方々が人生の目的を求めておられることを知り、この道一つにかけようと思いました。

 また、ご説法の中で、阿弥陀仏は命懸けで本願を建ててくだされた、だから、その本願を求めさせていただく私たちも真剣に聞かせていただかねばならないと教えていただき、深く反省させられるとともに、そのようにさせていただこうと強く思わずにおれませんでした。

 今は通訳で聞かせていただいておりますが、直接日本語で聞かせていただけるよう、現在も日本語の勉強に打ち込んでおります。

 いよいよ、正本堂落慶が近づいてきました。ブラジルの法友を一人でもお誘いして、参詣させていただきたいと思います。


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